2018/04/13
２０１６年４月よりスタートした、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律「建物省エネ法」において定められた第三者承認制度が本格的に始まり、弊社も早速、ＢＥＬＳによる「ＺＥＨマーク」を取得しました。
今回は、お客さ様からの御依頼で「再生可能エネルギーを搭載する計画」である事から、弊社の仕様にプラスＵＡ値を０，６以下に設定し、一次エネルギーの削減量＋再生可能エネルギーで写真のそれぞれの性能評価が得られました。
- （左）側の設計資料では「温水式床暖房」を搭載しながらも、ＢＥＬＳの最高評価５☆☆☆☆☆（ＺＥＨ住宅）を取得しました。
一般的には温水式床暖房を設置する場合一次エネルギー消費量が多くなりますが、今回はハイブリット給湯機を採用して計算値では一次エネルギー消費量を４８％も削減する成果が得られました。
- （右）側の設計資料では「エアコンの冷暖房」仕様で、同様にＢＥＬＳ最高評価５☆☆☆☆☆（ＺＥＨ住宅）を取得しました。
意匠では、外皮計算には不利な南面に大開口の窓を沢山設けたのですが、計算値では一次エネルギー消費量を６３％も削減できました。
これまで弊社では、「長期優良住宅」制度がスタート以来、「長期」を主な仕様としてきたことから、耐震設計・断熱外皮計算などは全て把握している事から、今回の新改正法も、スムーズに対応する事が出来ました。
また、今回の制度がスタートした事で、弊社のこれまでに造って来た住宅が、新制度に照らし合わせて診ても、断熱性能、そして耐震性能に十分に対応している事が改めて確認する事が出来ました。